
WiMAX(ワイマックス)は、UQ コミュニケーションズが提供する無線通信規格のひとつであり、外出先でもインターネット通信が行えるサービスとして利用されています。
2013年10月から提供がスタートした「WiMAX2+(ワイマックスツープラス)」は、既存のWiMAXを進化させた超高速モバイルインターネットであり、現在もエリアを拡大しています。
ここではWiMAXの最大通信速度と低速の際の対処法を紹介します。
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WiMAXの最大通信速度はどれくらい?
WiMAXの最大通信速度は下りの速度が440Mbps~1.2Gbpsまでと幅があり、いずれもインターネットを楽しむには十分な速度といえます。
特に電波性能が進化したモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」は、下り最大1.2Gbpsと従来製品のスペックをはるかに超えるスピードが期待できます。
「最大通信速度」とは、もっとも最適な環境下で能力を100%発揮したときに出る理論値上の速度のことを指します。
「ベストエフォート値」とも呼ばれ、UQ WiMAXや各プロバイダの公式サイトに記載されているものは理論上の値となっています。
通信速度は常に変化するため、使用環境や端末のスペック、回線の混雑状況によっては低速での接続になるケースも考えられます。
通信速度が低下した場合の対処方法
万が一通信速度が低下した場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。詳しい方法をみていきましょう。
受信環境をチェックする
ルーターが省電力設定になっていないかを確認し、「ハイパフォーマンス」の設定にし直しましょう。
※災害時など基地局の混雑具合によっては、ハイパフォーマンスモードでも低速になることがあります。
有線接続に変更する
無線通信が安定しない場合は、USBケーブルを使って有線接続での通信に切り替えてください。
その他の設定・環境を調べる
他の通信機器やWiFi回線が接続に影響を及ぼすことがあるため、他のWiFiの近くやBluetooth接続ができる機器、電子レンジから離れてみましょう。
iPadやiPhoneなどのBluetoothをオフにしたり、WiMAX接続を行う通信機器のCPS性能が十分であるか、省電力設定になっていないかも確認してください。
WiMAXなら快適な通信が可能
WiMAXは使用するモバイルルーターのスペックによって速度が変化するほか、利用環境や他の機器との兼ね合いでも速度が変化します。
速度の遅れが気になる場合は、WiMAXをさらに高速化した「WiMAX2+」もおすすめです。