
モバイルWiFiは、どこでも簡単に使えて便利です。その反面、悪意をもった他者からのアクセスも受けやすいです。ここでは、モバイルWiFiにセキュリティ対策が必要な4つの理由と、具体的な3つのセキュリティ対策を紹介します。
理由①通信内容を盗み見られてしまう
モバイルWiFiのセキュリティ対策をしていないと、モバイルWiFiとスマホ・パソコン間の通信内容を盗み見られてしまうことがあります。通信内容とは、たとえば閲覧しているWebサイトの履歴やメールの内容です。Webサイト上で入力したパスワードやクレジットカード情報などが盗み見られて悪用されてしまうこともあります。
理由②個人情報が漏洩する危険がある
モバイルWiFiのセキュリティ対策をしていないと、個人情報が漏洩する危険があります。モバイルWiFiにつないでいるスマホやパソコンが他者からアクセスされて、ファイルや画像を盗まれてしまうことがあるからです。盗まれたファイルや画像をネットに晒されてしまったりする二次被害の危険もあります。
理由③勝手にネットを使われる
モバイルWiFiのセキュリティ対策をしていないと、他者に勝手にネットを使われる(ただ乗りされてしまう)ことも起こり得ます。モバイルWiFiでは月々のデータ通信容量に上限があり、上限をこえると通信速度が遅くなってしまったりします。他者に勝手にネットを使われると、データ通信容量がすぐに上限に達してしまったりします。
理由④犯罪などに悪用される
モバイルWiFiのセキュリティ対策をしていないと、自分のスマホやパソコンが犯罪などに悪用されてしまうこともあります。自分になりすました他者が、掲示板に犯罪予告を書き込んだり、ウイルスを配布したりといったことができてしまうからです。犯人だと思われて警察から連絡が来るといった被害もあるそうです。
モバイルWiFiの3つのセキュリティ対策とは?
上記のような被害に会わないためには、モバイルWiFiのセキュリティ対策が必要です。以下では具体的なモバイルWiFiのセキュリティ対策を3つご紹介します。
対策①SSIDとパスワードをこまめに変える
SSIDとパスワードをこまめに変えることは、モバイルWiFiのセキュリティ対策として有効です。特に初期状態のSSIDではモバイルWiFiのルーターや機種名などがわかってしまうものが多いため必ず変更しましょう。知らないうちに流出してしまっていたりする可能性もあるので、パスワードもこまめに変えるようにすると良いです。
対策②解読されにくい暗号化方式に設定する
解読されにくい暗号化方式に設定することで、モバイルWiFiのセキュリティ対策ができます。モバイルWiFiのルーターの設定の中に、「暗号化モード」や「暗号化方式」などの項目があります。セキュリティの高い「WPA2(AES)」や「WPA(TKIP)」に設定しましょう。
対策③使わないときは電源を切る
究極的ではありますが、使わないときは電源を切っておくことがモバイルWiFiのセキュリティ対策になります。電源が入っていなければ、他者にアクセスされようがないからです。つけっぱなしにせずに、使わないときはこまめにモバイルWIFiの電源を切るようにしましょう。
セキュリティ対策をして安全にモバイルWiFiを使おう
モバイルWiFi にセキュリティ対策が必要な理由は、主に以下の4つです。
- 通信内容を盗み見られてしまう
- 個人情報が漏洩する危険がある
- 勝手にネットを使われる(ただ乗り)
- 犯罪などに悪用される
具体的なモバイルWiFiのセキュリティ対策は、主に以下の3つです。
- SSIDとパスワードをこまめに変える
- 解読されにくい暗号化方式に設定する
- 使わないときは電源を切る
セキュリティ対策をして安全にモバイルWiFiを使いましょう。
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