
一人暮らしの方は、家族で使うファミリータイプの固定回線の代わりに機能・費用ともに最小限の回線を選ぶことができます。
工事不要ですぐ使える「ホームルーター」や「モバイルWiFi(ポケットWiFi)」は費用を最小限に抑えることができますが、光回線は有線接続を使用するため非常に安定的な通信が可能です。
本記事では、一人暮らしの方におすすめの光回線の選び方や、モバイルWiFiの選び方を紹介。回線契約を考えている方はぜひ参考にしてください。
Contents
一人暮らしにおすすめの光回線をご紹介
一人暮らしの光回線の選び方・注意点は、3つあります。
1、スマートフォンとのセット契約にする
auユーザーなら「auひかり」Softbankユーザーなら「Softbank 光」のように、スマートフォンと光回線の契約をひとまとめにすることで、セット割引を利用することができます。
携帯大手キャリアの回線はいずれも安定しており、大容量のデータ通信が必要な方にも向いています。
また、au以外の携帯各社は「フレッツ光」を使った「光コラボレーション」として回線を提供している点を押さえておきましょう。
光回線サービスを利用する前に、その事業者がフレッツ光回線の提供を受ける「光コラボレーション事業者」であるかどうかをチェックしておくと安心です。
2、光回線の種類・事業者から選ぶ
光回線は、各社がNTTからフレッツ光の提供を受けてオリジナルの回線としてサービスを提供する「光コラボレーション」タイプ以外に、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する「NURO光」、auが独自に提供する「auひかり」が選択できます。
NURO光は下り最大2Gbpsを実現するとされ、世界最速のスピードを誇る光回線です。
※auひかりは日本全国にエリアを拡大していますが、関西や沖縄など一部地域には非対応のため確認が必要です。
光回線にはスマートフォンと同じく乗り換え割やキャッシュバックなどのキャンペーンがあり、契約タイミングによっては月額料金がお得になる場合もあります。
3、住まいのエリアに対応しているかチェック
光回線は無線通信よりも安定的にネットへの接続ができますが、事業者がお住まいのエリアに対応しているか事前に確認が必要です。
一人暮らしにおすすめのWiFiルーターはこれ!
光回線のように固定の回線を自宅に引くときは、契約先の回線や住まいの状況によっては新たに回線工事を行う必要があります。
しかし、WiFiルーターであればそんな手間をなくすことができます。
では、一人暮らしにはどのようなWiFiルーターが向いているのでしょうか?選び方について紹介します。
格安・即時使用可能なものを選ぶ
月額料金が安く、届いたその日からすぐに使い始められるWiFiルーターは、一人暮らしの強い味方です。
賃貸物件などでは事前にWiFi環境が整備されている場合があるので、WiFiルーターが1台あればすぐにネットに接続させることが可能です。
たとえば引っ越し前にWiFiルーターを準備しておき、新居に持ち込めばその日にパソコンやスマートフォンを繋げられます。
かんたん設定を使い、ボタンひとつで起動・接続できるものは引っ越し後に慌ただしくてもネットがすぐに始められますね。
入居先の物件がWiFi環境を整えていなくても、他社の固定回線やWiFiサービスからの乗り換えができるWiFiサービスも利用できますので、そちらも合わせてチェックしてください。
機種のスペックを比較する
WiFiルーターはLTE回線またはWiMAX回線のどちらかを受信して使います。
端末のスペックに応じてスピードが変化するので、安定した接続スピードを求める場合は高速通信が可能な端末を選びましょう。
UQ WiMAXが提供する機種のひとつ「W06」は下り最大速度867Mbpsと、LTEオプションを使った「ハイスピードプラスエリアモード」に設定することでLTEに劣らない高速通信が可能です。
一人暮らしにはWiFiルーターがいいかも
光回線やWiFiルーターはスマートフォンやTV、パソコン、タブレットなど複数の電子機器をすべてインターネットに繋げる接続機器です。
高速通信を使って高画質のデータや動画が閲覧できたり、自宅での作業や仕事の効率化にも役立ちます。
光回線を選ぶのもいいですが、コンパクトなルーターが1台あれば、ワンルームのお部屋でも快適。ぜひWiFiルーターを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。